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擁壁工事の施工例

30年以上前に造られた土留め壁は、当時コンクリートで出来た擁壁ですが、
建物をその後に造った際に、擁壁の上にブロックで積んでしまった塀がある状況です
　下側のコンクリート擁壁が土の圧力に耐えられず、外側に傾いており
　コンクリートの擁壁各所にはひび割れもあります。
　コンクリート擁壁が外側に押しだされた影響で、敷地内の地盤面は下がり、
　上のブロック塀は地盤の沈下によって＜逆に敷地内側に傾いています。
建物も一部接近しており、擁壁全体が倒壊するする恐れがある状態でした。
既存擁壁

下部分のコンクリート擁壁は水抜きもなく、土の圧力に雨天時水の圧力まで加わり
外側（隣地側）に約30cmほど倒れかけてました。
擁壁上部には、ブロック塀が積まれていましたが、控えブロックの接している地盤が沈下した為、このブロックは内側に倒れかけている危険な状態でした。

施工後
既存のコンクリート擁壁を撤去して
新たに擁壁（既成コンクリート擁壁による認定工法にて）を造り変えました。
既成コンクリート製品には加工された隙間があり
雨天時水抜きの役目を果たします。
また上部には擁壁に重さの負担が掛からない、アルミフェンスに変えました。
擁壁施工後

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