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切土や盛土部で斜面の土が崩れるのを防ぐために設けられる壁の事です。 擁壁には大事な土地を守る為に、土圧によって発生する‘横圧’と、地下水位や雨天時などに発生する‘水圧’にも耐える必要がある構造物としての役目があります。 壁体の自重と 底版上に載る「土の重量」によって、土の圧力( 擁壁に掛かる横圧は、一般的に擁壁の高さに比例して増加しますが、低い地面から おおよそ 3分の1の高さの地点に横への圧力が最も働くものと考えられます。 擁壁を適切に設計し施工するためにもっとも重要なことは、擁壁を前へ滑動あるいは転倒させるように力が働き、また雨天や地下水位によって、擁壁土圧にさらに静水圧(溜まった水の圧力)が働くことから、擁壁面には排水機構を設けて、擁壁背面(擁壁裏側の土圧面側)の水をうまく排水処理する必要がある事を十分考慮することです。 この擁壁背後の排水を適切に処理することは、擁壁が水の静水圧(せいすいあつ)※を減少させるため、擁壁の性能に左右するのですのでとても重要な事です。 擁壁の安定性を大きく高める施工の一貫と言えます。 ※静水圧:溜まったままの水の圧力 →擁壁の水抜き穴政令;技術的基準資料へ(リンク) →宅地擁壁老朽化判定マニュアル(案)に基づく「宅地擁壁老朽化診断による危険度判定 評価」 目視点検調査要領(国土交通省21年3月) →がけ・擁壁実態調査表(例:目黒区) (※クリックするとPDFファイルが開きます)
〔建築基準法同施行令:第138条1項5号 高さ2mを超える擁壁〕 →確認申請書(工作物) →確認申請計画変更届け(工作物) →確認済証 →工事完了通知書 →擁壁設置技術基準 →擁壁についての一般的基準 →その他擁壁に関する技術的基準例:水抜き穴等 高さ2m とは 本来 擁壁を必要とする“ 敷地 の高低差”で判断します。 これはあくまでも擁壁下の敷地面から擁壁天端までの高低差で考えますので、 擁壁自体の高さではありません。 ※擁壁下の敷地を現況地盤に盛土をする場合 現況の地盤から擁壁の天端までと行政指導が入る場合があります 地域によってはこの擁壁についての助成金制度又は融資斡旋制度等々が適用されている地域がありますので、是非お住まいの特定行政庁(市役所・区役所)にお問合せしてみて下さい。 →公示情報:助成金・融資斡旋一覧表 例えば横浜市には『工事助成金制度』が適用される事があります。 → 横浜市のHPへ〈27年度申請受付 4月13日より〉 横浜市がけ地防災対策工事助成金制度 がけ崩れが予想されるがけ又はがけ崩れが発生し二次災害が予想されるがけで、 住居用の建物に被害が及ぶおそれがある場合については、所有者等が実施する防災工事 の資金を助成します。 なお、いずれも個人が所有するがけに限ります。 助成額は工事金額の3分の1以内で、限度額は下記の通りとなります。
今ある擁壁を見直して、土地をムダなく活用でき、敷地の有効利用・有効活用できる例もあります。
地盤の特性 そして 工事の施工方法・施工条件 により金額は大きく左右します。 工事に際してのおおまかな条件として
そして擁壁業者によって、設計(構造)の考え方・施工の仕方は多種多様です。 10社の擁壁業者があれば10通りの見積り提案が出てきます。 擁壁工事は 「10人10色」です。 だから 「擁壁工事には相場がない」 と言われるのはそのためなのです。 そして何よりも擁壁工事は、普通のリフォームに比べるとコストがかかりますよね。 専門知識や専門技術、そして豊富な施工経験が必要な上、構造計算、確認申請など、 目に見えない部分も重要な要素なのでそれらが加算されてコストがかかるからです。 建築のプロのわたしでさえ、わかりづらかったり、気づきにくい 重要なポイント があります。ですから、きちんと説明を受けないと何故費用がそれだけ掛かるか理解できません。 理解しないまま、安易に「工事金額が安ければいい・・・」と 単に 安く施工する業者を探すのが目的になった人が少なくありません。 しかし、それでは擁壁の本来の目的である、‘土地・建物を守る 安全で重要な構造物’ としての役割が軽視されるので、「安かろう悪かろう」という考えの構造なってしまい 結果的に、再構築しなければならない擁壁になってしまう可能性があります。 また、通常のリフォーム工事の場合ある程度は目視で施工ミス等の確認できますが 擁壁工事の場合は・・・ 一見しっかりした擁壁に見えても、実際には土に埋まってしまう基礎・ベース・内側の処理(排水機能)など... 実際に目に見えない重要なポイントがありますので、信頼のできる業者にきちんと説明受けながら施工してもらわなければ、頑丈で大切な資産を守る安全な擁壁はできません。 「あまり費用をかけたくない」 とか 「安価で済ませたい」 といった声をよく聞きますが、費用を掛けずに安全で大切な資産を守る擁壁を造ろうと言うのは不可能です。 誠心誠意な擁壁業者に依頼することを前提にすれば、効果はかけた費用に正比例します 異常に安い見積もりの場合は、効果が期待できないケースがほとんどですので、よく費用対効果を考えて「安物買いの銭失い」にならないように注意してください。 しっかりとした専門知識・専門技術を持った擁壁業者を見極めるために… 擁壁工事安心見積サポートnet で 費用対効果が期待できる理由 ⇒あなたにマッチした擁壁業者をピックアップする事に特徴があります。 まずは、無料・匿名で、擁壁業者に相談することから始めてみませんか? 良心的で 且つ 適正な見積を出す擁壁業者からの 見積もりを受けてみませんか… 詳しくは、資料請求 をして下さい。 そして 資料をお読みになり、ご家族で じっくりと検討してみて下さい。 建築のプロがあなたに最良なサポートとして 業者選びの 橋渡し を致します。 擁壁工事安心見積サポートnet は、きっと あなたのお役に立ちます! サイトのご利用はもちろん無料です! |
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